それは物理学、生理学、
心理学です。
大切な歯や顎骨の保護。
裸足よりもサンダルを。素手よりもグローブを。口の中でもそれは同じです。適切なクッション性と強度、形態をもったマテリアルが、あなたの口を守ります。下顎の衝撃が上顎・頭蓋骨に伝わるのを防ぐことで脳震盪も予防します。
筋力・運動能力・スタミナの向上。
人は緊張する場面や大きな力を込めるとき、無意識・または意図的に歯を噛みしめます。この噛みしめる行為が本来もっている力を抑制する原因になっていると言われています。その理由が顎関節の圧迫です。顎関節が圧迫されると、体に過度の緊張状態を与え、全身の緊張はスタミナを余計に消費し、集中力やパフォーマンスの低下を招きます。マウスピースはそれを防ぎます。
いくら噛みしめてもマウスピースによって保持される上下顎の隙間が顎関節の圧迫を防ぎ、体は常にリラックスした状態で保たれます。あなたが本来もっている筋力と柔軟性は最大限に発揮され、余計な疲れを感じません。“あなた本来のしなやかさ”がどんな結果を生み出すのか、想像するだけでもわくわくしませんか?
脳震盪や脊椎損傷の予防。
マウスピースを装着することで、咀嚼筋が強く作用できるようになり、それに連動して肩の筋肉、頸部の筋肉も作用を高め、首が強くなります。首の強さは脳震盪や脊頸損傷を予防し、頭部の安定へと繋がります。
バランス感覚の向上。
頭部の安定はバランス感覚を向上させ、体幹の安定をもたらします。これはすべてのスポーツでパフォーマンスの向上に結びつきます。動きの可能性は広がり、その恩恵は挙げればきりがありません。
精神力の喚起。脳の活性化。
歯の根元に存在する歯根膜への刺激は、もっとも太い脳神経である三叉神経を通じ、大脳の中の感覚野、運動野、記憶中枢である海馬、思考中枢である前頭前野、また、意欲をつかさどる線条体にまで、ダイレクトにつながっています。マウスピースを装着することで脳は活性化され、記憶力、思考力、判断力、注意力などを高め、意欲の向上をもたらします。
勇気をあなたに。
恐怖心のない積極的なプレーへ。
毛布に包まれた時の安心感、ダウンジャケットを着込んだ時の心強さ。ただ包まれる、たったそれだけのことになぜこんなにも満たされるのでしょうか。それはかつて胎児、乳児だった私たちの潜在意識に起因しているようです。「口寂しい」という言葉すら生まれたほどに、口腔内では特に顕著にその効果が確認されています。マウスピースはストレスを取り除き、落ち着き与え、集中力を高めます。